JAPAN VACATION: 3-3-00


ポートランド(オレゴン)から名古屋空港へのフライトには約12時間かかった。


入国審査ではちょっと手間取ってしまった。あまり英語が上手でない審査官は、僕に“今晩どこに宿泊する予定なのか”と、場所とその電話番号を聞いた。僕は、“亜希子がホテルの予約を入れたから、どこに宿泊するのか分らない”と説明しようとしたが、それでは満足してくれなかった。(怪しいと思われたのか)僕のスーツケースはずみずみ検査され、ようやく、“行ってもいいよ”と言われた。(だけど、2回目の日本訪問のときは、即効通してもらえた初めての日本訪問者には、特別きびしいのかな?)

京都駅.  一階には、子供のショーを見ることのできるステージがあった。

日本では、交通手段のひとつとして、電車を利用するのが便利だ。僕にとっては、電車や地下鉄に乗るのは初めての経験であった。とても気に入った!!

電車内で、寝てる人達をたくさん見かけた。泥棒に遭うって心配を、あんまりしていないように思えた。あるときは、地下鉄の電車の中で、約30人の乗客のうち、僕一人が起きているってことがあった。とっても不思議な感じだった。

 

僕達はまず最初に、亜希子の妹、純子に会いに行った。以前に純子がアメリカに来たとき、すでに楽しい時間を過ごしていたので、純子に会いに行くことは、とっても楽しみだった。彼女はとてもクレイジーなのである。

純子は、岡山の市街地に住んでいる。そこは、道路がとても狭くって、けっこう居心地がいい。特に、夜その辺をうろうろするのが楽しいんだ。

この写真のストリートは一歩通行だ。でも、なんと至る所に、この道幅の二車線道路があるんだ!これは、なぜ多くの人達が小さい車を買いたがるかって理由の一つだね。それじゃなきゃ、車で移動するのは大変だよ。

実際、僕はめちゃめちゃ小さい車を見かけた。それはゴーカートに屋根を取り付けたようなやつだった。その写真、撮っとけばよかったなぁ!

 

純子は遅い時間まで仕事に行ってて、家にはいなかったんだけど、ウェルカムノートを作って、壁に貼っておいてくれたんだ。ダンボールから丁寧に文字を切りとって、クレヨンで色づけしてあった。彼女、すごくナイスだよね!

 

順子と僕の写真。純子が家に帰ってきた後、僕ら3人は市街地へ繰り出したんだ!

僕は、純子が連れてってくれたレストランが“超”気に入った!その店では、少ない量の、たっくさん種類の料理を、メニューに載った見本の写真を指さすだけで注文できるんだ。特に、このスタイルは外国人に気に入られるだろうね。

どんなに遠くにいるウェイトレスでも、“すみません”って呼ぶだけで、即効テーブルまで来てくれるってことに、僕は大変驚かされた(注:アメリカのウェイトレスは一般的にそんなに親切じゃないことが多いです。)この素晴らしいサービスのお陰で、僕らは夜中じゅう、ひたすらオ料理をーダーすることができるんだ。

 

デザートに、純子はまた違うレストラン(地球防衛軍)へ僕らを連れてった。あるビルディングの、小さい道を通り過ぎて、3階まで上って、木のドアを開けた。

僕は、世界で一番イケテル料理屋さんに出会ったと思った。壁に沿って、たくさんの漫画やパズルやゲームがあった。

僕らは、アイスクリームを注文して、テーブルについた。

亜希子と純子は、プラスチックのビアダルゲームを取り出した。― ゲームの仕方は、プラスチックの剣をかわるがわる樽に刺していくだけ。もし誰かが、ある特定の場所をさしたら、樽の上から人形が飛び出してくる。(そしたら負け。)けれども、彼女達のルールでは、剣をさす順番がやってきた人は、額をその樽の上部に近づけてからやるんだ。このルールでゲームをして、とにかく笑わせてもらった。おでこに、見事な赤いマークを作っちゃったけどね。

 

僕は、想像していたようなハイテク商品を、日本で見つけられなかったことに驚いた。例えば、性能が低い割には値段が割に合わないアメリカから輸入されたDELLのコンピューターが売られていたのを見た。

けれども、携帯電話に関しては、日本はだいぶ先を行っていた。カラー画面で、インターネットができるのもあった。メールに写真を添付できたり。。。しかもアメリカのでかくて、ださい携帯電話に比べてずうっと小さい。ハイスピードの携帯電話インターネットネットワークのお陰で、日本ではテレビ電話がもう少しで利用できるようになるって聞いた。

奇妙にも、ダイヤルアップコンピューターの、殆どのインターネット接続サービス は、電話料金が毎分いくらで料金を請求されるんだ。あんまし得じゃないよね。(注:アメリカではインターネットは使いたい放題で電話料金は一律が普通です。)ケーブルモデムやDSLは、最近になってやっと普及し始めているんだ。

 

ウォシュレットのトイレ!!

いくつかのちょっとリッチなデパートや、もっと言うと、デニーズレベルのレストランでさえ、暖かい便座とウォータースプレーを調節するつまみを備えていた。僕は何度かこれらを使ってみた。あぁ、これ今住んでる家にほしいよ~!

 

当たり前だけど、日本にはたくさん和式トイレがあった。 多くのレストルームには和式と洋式両方のトイレがあり、好きなほうを選ぶことができる。

和式トイレは、基本的に、床に空いた穴ってとこだ。この写真で見るのはちょっと難しいけれど、これは水洗式なんだ。“おまる”って呼び方もする。

このタイプのトイレは完全に“避けて通れる”って思っていたんだけれども、悲しいことに... あるとき、洋式トイレが一つもないところに来てしまったことに気がついた。驚いたことに、思ったよりもうまく、このタイプの便器を使ってのけることができた。実のところ、便座に座らなくていいので、より衛生的だ。幸運なことに、この写真の、あまりきれいとは言えないトイレは使わなくて住んだ。

 

行く機会があったゲームセンターにはすべて立ち寄った。これは“セガジョイポリス”だと思う。

この女の子の周りには人だかりができていた。近づいて見てみると、なんとキーボードを使ってプレイしてるんだ。早くタイプすることによって、プレイヤーの命を救うってやつ。

House of the Dead 2”に似ていたけど、 このゲームでは、モンスターを殺すにはそれらの名前を早打ちするんだ。後で、亜希子と僕はこのゲームをやってみて、僕らはけっこううまかった。ゲームを完全にクリアすることができた。アメリカバージョンが出るのが待ち遠しい。ひらがなを扱うのは、僕にとってはちょっと大変だからね。

あと、"ダンスダンスレボリューション"をプレイしてる人を何人か見た。この時は、あんまりそれに興味がなかったけど、2回目の日本滞在のときは、実際にやってみた。それから僕の人生は変わったんだ(笑)。      

 

これは本当に悲劇だった。僕が到着した数日後、亜希子は、急性のとてもひどい、のどの炎症をおこしてしまった。

彼女はとてもつらい立場にあった。なぜなら、彼女の両親と僕は十分にコミュニケーションがとれなかったので、彼女の通訳を必要としていたからだ。だけど、彼女ののどの炎症は日に日に悪くなり、毎回何かしゃべった後には目が潤んでいた。すごく痛かった証拠だね。

僕達は二回、耳鼻科に行った。これはその時彼女が受けた治療だ。ほとんど僕は、小さい子供達もいる待合室で、座って待っていた。彼らは、診察室の中から聞こえてくる、ある治療中の子供の苦痛の悲鳴を聞いて、どんどん怯えていった。絶対その耳鼻科は、防音効果のある壁にして、それから子供達にキャンディーをあげたり、看護婦さんはにっこり笑ってあげたりするべきだよネ!

 

 

亜希子のお母さんとお父さんは僕にめちゃめちゃ親切にしてくれた。たくさんの面白い場所やレストランに連れて行ってくれて、しかも全部おごってくれたんだ。

僕が払おうとしてもなかなか伝票を譲ってくれなかったんだ。僕の二回目の滞在の時は、なんとか伝票を二回ほどひったくって、払うことができた!

これは、焼肉レストランだ。とにかく僕は気にいった!!僕の二代大好物は肉、プラス、もっと肉なんだ。ここでは、生の肉をテーブルまで運んできてもらえる。だいたいの人がテーブルの真中のグリルまで、お箸を使って生の肉を運ぶんだ。それで、その生の肉を挟んだお箸を使って、生焼けの肉を食べるんだ!

日本では、みんな半焼けの肉を食べる。生魚だけじゃないんだ! 亜希子は、ある特別な種類の豚肉も生で食べるって教えてくれた。(注:名前忘れたけど、Xなんとかって種類の超衛生的な豚のことです。)

 

僕達は、フェリーで広島の南にある小さい島、宮島へ渡った。そこはとてもきれいなところだった。僕は、たまたま引き潮の時期に行った(普通、この写真で見えるところは水で覆われている。)

何百もの家族が潮干狩りに来ていた。

赤い、巨大な神聖視されるものがあった。亜希子は、それについて、とりいっていう名前だってことしか説明してくれなかった。頼りないツアーガイドだよねぇ!(笑)

 

この島には、人についてまわる何千もの“日本鹿”がいた。僕は、鹿のえさを買った。(たった100円だった)それから即効、彼らの攻撃にあった!

えさは、鹿をクレイジーにさせた。彼らは亜希子のかばんをひったくり、放そうとしなかった。そこで、えさを売っていた男の人が、鹿を追いやってくれた。

 

広島は、とても大きく、活気のある町だった。55年前に廃虚となったこの町には、信じられないほどの速さで、高層ビルや市電など、生まれ変わっている。

広島平和記念館には、たくさんの写真や展示物があった。亜希子が前に来たときには、もっと陰惨な物(例えば、焼けただれた馬の胴体の模型など)がおいてあったが、今は取り除かれてるって教えてくれた。

僕は、現在多くの国がたくさんの原爆を保持し、頻繁に実験を行っている事実にがっかりしている。広島原爆記念館は、平和な未来を作り上げるために、多くの人に原爆の恐ろしさを語りかけ、心に強く訴えることのできるシンボルだ。

これは“原爆ドーム”と僕。

"I will write peace on your wings and you will fly all over the world." - Sadako Sasaki

 

亜希子のご両親と僕の写真。お父さんは、記念撮影をするために、僕にお父さんの着物を着せてくれたんだ!

 

写真館のフィッテングルームにて。

 

写真を撮った後、服を着替える間もなく、僕らは急いでサーカスを見に行ったんだ。どっちみち僕らはこの日の夜のパーティで着物を着る予定だったからね。そう言うわけで、僕は“げた”って名前の木でできた靴をはいたままでいるはめになったんだ。

僕は、長いラインのうえで開園を待った。僕がもっとも驚いたのは、何百人の人達の中でたった一人だけ太った人がいたってこと。だから、オレゴンに戻ってまず最初に思ったのは、“わぁ、太ってる人間ばっかりだ!”

食生活の違いだろうね。でも最近は、日本でも、マクドナルドやKFCなどの、西洋のファーストフードチェーン店の到来のお陰で、ずんぐりした子供達を見かけるようになったよ。

これは、うれしそうに開園を待っている亜希子の写真。

 

うーん、あんまり外人っぽくないね。でもなんで僕一人が着物をきなくちゃいけないの?

 

 僕は、みんなが僕のことをじろじろみてるんじゃないかって、とても苦痛だったんだ。

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その晩、亜希子の高校の時の仲間が、僕達の婚約パーティを開いてくれた。(以下に彼らのニックネームを書いた!)

左→右: まきちゃん、めぐっぺ(みう)、みぽ、亜希子、セス、まゆこイズ。

 

亜希子は、この地球上で一番いい友達をもってるって思ったよ!みんなが素晴らしい手作りのパーティをプレゼントしてくれたんだ。豪華な料理、出し物、ギフトなど.. 僕はあまりによくしてもらって、本当に悪い気がした。彼らは本当に親切にしてくれた。

左→右:まゆこイズ、めぐっぺ(みう)、みぽ、まさえ、みやこん、るみ(半分に切れてしまった!)

 

パーティは最高に楽しかった。― ところで、純子は、僕を酒に酔わそうとしてたんだ。もう少しで吐きそうだった!彼女は何回も僕にお酒の入ったカップを渡して、“セス、飲む?おいしいよ~!”って言うんだ。亜希子がそれを見て僕からカップを取り上げるってパターンが繰り返された。僕は間に挟まれてなす術がなかったけど、楽しかったし、胃のほうも大丈夫だったよ。

僕は彼ら全員をアメリカに招待した。本気だよ!

左→右: まきちゃん、純子、D,なべちゃん、ドド。

 

これは、僕が試食した中で、もっともうんざりした食べ物を、亜希子が見せているところ。“納豆”と呼ばれるものだ。これは腐った大豆と酢でできてるんだと思う。ねっとりとした蜘蛛の巣のようなもので覆われている。とっても気持ちが悪いものだ。

一方。これはヘルシーな食べ物なはず。

 

日本のピエロ(絶対しゃべらない)!!

亜希子は一所懸命、この人にしゃべらせようとして、“もし私があなたの目の前で車に接触しそうになって、それであなただけが唯一私に”危ない!“って叫ぶことによって助けれるんだったら、どうする?”っていうような質問を投げかけていた。

彼は“ノー”と首を振って、細長い風船をくくって作った、かわいい動物をくれた。

 

 

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日本のどこの町も人でびっしり埋まっているわけではない。亜希子のホームタウンは、福山市(人口約600,000人)である。

僕達は、数時間ドライブした後、急な坂がある木の茂ったとこに着いた

これは、鍾乳洞を見てまわっているときに撮った、亜希子とお母さんの写真。

その場所の近くに、“ようこそう”って町があった。それで、 亜希子のお母さんが、“ようこそ、ようこそう”って言った。それは、僕の理解できた、だじゃれなんだ。“ようこそ”って"Welcome to"って意味なんだよね~。

お母さんのギャグは面白かった!笑ってしまった。一方、亜希子は、しかめっ面をして"お母さん、それおもしろくなーい!"っていうんだ。それによって、思わず、ギャグの下手な僕の母と妹のことを思い出しちゃったよ。

 

亜希子が指しているのは、誤ったスペルで書かれた "hamburger"ってサイン。僕達は、至る所でミススペルを見つけた。ちょっとゲームみたいな感じでね。

 

広川家の晩御飯!

僕が日本食を食べれないかもしれないと思って、亜希子のお父さんは親切にも、僕にKFCを買って来てくれたんだ!

1.    たったひとつ食べれなかったもの – それは、今まで見たこともない、超でっかい一切れのはまちのお刺身。しばらく噛んでみたけれど、その歯ごたえに恐怖を感じて、結局吐き出してしまった。本気でトライしたんだけど。

とにかく、素晴らしい旅行だった。

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