JAPAN VACATION: 5-23-00
僕達は、ウェディングセレモニーをアメリカでする予定にしていた。しかし、亜希子はポートランド空港で入国拒否に遭ってしまい、日本に強制送還されてしまった。このせいで、僕達は予定より早く結婚することになった。 (ちなみに、ポートランド空港は日本(アジア人)に対して最も不親切な空港のうちのひとつとして注目されている。) -亜希子は帰りのチケットを持っており、アメリカに違法滞在する気はないことを主張したが、入国審査の審査官は全く信じようとしなかった。僕は、ちょっと前まで亜希子と一緒にいたのに、数分後、亜希子が日本にその日のうちに返されることを知らされた。彼女にうことも許してもらえなかった。
これは、僕の2度目の日本滞在記録だ。この滞在の一番の目的は、亜希子と結婚して、彼女の移民ビザの申請を東京で手っ取り早く進めることだった。(もしあなたがINS(移民局)でなにか申請などしたことがあったら、それがどんなに頭のいたい大変な作業かわかるよね。)
てゆうか、 僕達は4月25日に入籍し、その日のうちにビザ申請の手続きを行った。その一ヶ月後、彼女は面接を受け、ようやく永住権を得ることができた。 (もし全く同じプロセスをアメリカで行っていたら、おおよそ6ヶ月から一年かかるんだ。アメリカの移民局の仕事ぶりは、とてもひどいんだ。誰か、婚約者ビザか移民ビザをアメリカ移民局で申請した人に聞いてみたら分るけど、多分50%の人がひどい目にあっているんだ。例えば、提出した書類をなくされたり、仕事をするのが超遅かったりね。(移民局の予算はどんどん上がっていっているにもかかわらず、今だ何億の人の移民関係の願書は、ほうっておかれているんだ。移民局はとぼけるけど!)
今回僕は、二週間日本に滞在することができた。僕達は、東京ディズニーランドや彼女の友達が開いてくれた信じられないような素晴らしいパーティに訪れたりした。最後の週は、彼女のご両親の家で過ごした。

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東京のダウンタウン。とても人が多かったけど、多分ニューヨークやそのほかの大きい都市に比べたらそれぼどでもないかも。(注:私は、NYよりも東京の方は人が多いと思います。―亜希子)
僕は、日本の大きい町が気に入っている。たくさんの無料サンプルをもらうことができるからだ。チューイングガムの試供品や、ティッシや、それから電話番号の書いてある、はだかのおねえさんの載ったビラや、ビールの会社の名前の入ったうちわですらただなんだ! 使えるよね!!
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亜希子は注意深く、宿泊プランを立てた。(僕は、もっとプランがなくてもっと自由な方がよかったんだけど。。これで結構言い合ったんだ。)
だけど、なんてこと!彼女はちょっとお金をけちって、シングルの部屋を予約して、こそこそっと二人で侵入して宿泊する予定にしてたんだけど、うまく実行できなかったんだ。僕は、彼女がどうにか僕も一緒に泊まれないか、フロントの人にお願いしてるときにこの写真を撮った。彼らはシングルの部屋に二人泊まることは許してくれなかった。しかも、亜希子がツイン分の料金を払うから、シングルの部屋に泊まらせてとお願いしてもだめだった。(シングルの部屋はお二人には狭すぎるから?という理由だった)このホテルは予約いっぱいで、
2371;の日はどの東京のホテルも同じ状況だった。(その翌日に、なにかとても大きな会議が、東京で開かれる予定だったらしい。)
彼女は相当がっくりきていた。彼女のスペシャルプランはだめになってしまったからだ。僕は彼女に、“どこに泊まるのも、僕は気にしないよ。”と彼女を励ました。彼女は何件か友達に電話した後、みったんって子が、親切にも彼女のアパートに僕達を泊まらせてくれることになったんだ。
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彼女よりもナイスな人は存在しないよ!これが彼女のアパートのメインルームだ。僕はこの写真を撮りながら、彼女のベッドに座っていた。冷蔵庫、洋服クローゼット、机は全てこの部屋にあった。小さいキッチンと通路、ユニットバスは、このビーズでできたすだれの向こう側にある。
彼女の家賃は8万円ちょっと。これはベッドルーム3つ、ユニットバスが二つある今僕が住んでいる家の家賃と同じくらいだ。
彼女は僕達に彼女のベッドで寝るように(彼女は床で寝るからと)すすめてくれた。僕達が床で寝るよ!って何回もいったけど、彼女はとっても頑固で、受け入れてくれないんだ。結局彼女が床で寝てくれたんだ!
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あるお店のショーウインドのなかでこれ見つけた。僕が今までで見た中で一番奇妙なものかも知れない。(注:英語で“私の神様は、私の押し入れです”みたいな意味になります。)
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東京ディズニーランド!
僕は、東京ディズニーランドに行くのをとても楽しみにしていた。僕と亜希子は、ちょうど一年前にカリフォルニアのディズニーランドに行っていたので、その2つを比べてみるのにまだ記憶は新しい。すべてのアトラクションがとてもそっくりだった。でもいくつかのアトラクションは見当たらなかった。スペースマウンテンは、TDLの方が少しスローな感じがした。
これはすごいよ:ミッキーマウスは、日本ではスーパーダンサーなんだ!ミッキ-が近寄って来てダンスをすると、何千人もの10代の日本人が“アイラブユー!”と叫んでいた。そして、数日前の晩に見たテレビでやってた、日本のあるアイドルの曲に合わせて踊っているのを見た。
もうひとつ-ミッキ-マウスは全く日本語をしゃべらない。彼がしゃべるときは、英語なのだ。そして、容姿もアメリカンそのものだった。特にアジア人ぽいミッキ―にはなってなかった。
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この列はとっても長かった。アイスクリームを買うのに。45分待ちなんだ。この列は超長くって、まだまだ続いているんだ。僕達は月曜日にここへ来たんだけど、多くの小学校が前日運動会を開催していて、たまたまこの日が振り替え休日になってたんだ!知らなかった!
僕は、東京ディズニーランドで今だ“入場券”のみを売っているってことに驚いた。昔はアメリカのディズニーランドにもあったけど、今はもうおいていない。このせいで、乗り物に乗らない人も入場してるから、人がとっても多いのかもしれない。
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これは、東京にあるアメリカ大使館。僕達は入籍した次の日にここで移民ビザの申請の手続きを行った。
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亜希子の大学の友達は、僕達のための結婚パーティか、さよならパーティか、同窓会かなにかを開催した。
亜希子はみんなから、このパーティの内容について殆ど知らされてなく、僕は、みんなで集まって、ケンタッキーフライドチキンか何かを食べるぐらいかなぁと予想していたけど、後に、それにはすごい計画が立てられていたことが分った。彼女の友達たちは、富士山の見える、めちゃくちゃ豪華な別荘をレンタルしてくれていた。
でもその景色よりも、友達たちの写真が見たいでしょ!?
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まず、僕達はまず買い物に行った。
この家では、みんなが料理を準備するためにせわしくキッチンに出たり入ったりしていた。僕はそれが忘れられない。
僕はこの前日に、なおきとベア―と晩御飯を食べにいった。だけどその二人以外は僕にとって初めて会う人ばっかりだった。 たくさんの新しい名前に出くわした。覚えやすくするために、亜希子は彼らの名前を英語に訳してくれた。例えば、“熊(注:名字です)”は、“ベア―”の意味だよ、という感じで。
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ディナーが始まる直前に、亜希子と僕は、違う部屋で待つようにと案内された。
僕達が、パーティ会場に連れて行かれたとき、目の前には、彼らが用意してくれた素晴らしい光景が待っていた。たくさんの豪華な料理と、キャンドルに照らされたたくさんの笑顔。
彼女は花束を手渡され、みんなはウェディングマーチを口ずさんだ。みんなは、亜希子ができなくて残念に思っていたアメリカンスタイルの結婚式を作ろうと飛び切りの努力をしてくれたんだ。
なおきは僕達に指輪交換するためのリングをプレゼントしてくれた。僕達は乾杯して、みんなからの本当に暖かい祝福を得た。
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亜希子は大感激して、大泣きしていた。
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ウェディングのパートが終わって、次はパーティタイムだ。!
みんなたくさん飲んでいた。
なおきは僕に、あけにあまり近づかないほうがいいよと注意した。“彼女は危険だからね”と教えてくれた。
左→右:あけ、ベア―、ふさこ。
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たがちゃんが直のキスをよけてるところ!
僕は、トイレで、土生ちゃんに出くわして、とてもびっくりした。後で、僕が間違えて女子トイレを使用していたことが分った。土生ちゃん、驚かせてごめんね!
左→右(上の列):亜希子、ハイブリッジ、いなつき君。(下の列):はぶちゃん、たがちゃん、なお、まちこ。
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なおとなおきがピンポンゲームで勝利を得て、喜んでることろ。負けたチームは、奇妙なお酒を飲まされるっていうルールだった。おかげさまで、亜希子と僕は、飲まずにすんだ。
僕は、日本では、酔っ払いは何をなっても許されるって信じていたけど、実際は違った。なおきが酔っ払ってアケにセクハラしたとき、アケはなおきをキックして、次の日もなおきを冷たい目で見ていた。(アケが正しい!(笑))
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こんなにいい友達達と出会えたなんて、ほんとにすごいことだと思うよ。
左→右(上の列):稲月君、さかきばらっち、まこっちゃん、ベアー、なおき、クロ、アケ、はたはた、やっこ。
左→右(下の列):真知子、なお、亜希子、セス、たがちゃん、ハイブリッジ、はぶちゃん。
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その次の日、みんなと別れた。亜希子と僕は、それからまた他の遊園地(後楽園)に行くことにした。そこの乗り物はまぁまぁってとこだったけど、それよりもちょっと見てよ、このへんてこな遊技場!
君の目はおかしくないよ。亜希子は巨大なプラスティックでできた男の子の下着の中でふんばっているんだ。
そこには、トップレスの女性の人形などもあった。僕がその人をまさぐってる写真もあるんだけど、ちょっとみだらすぎてこのページにはふさわしくないんで、載せないでおくよ。
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僕は、浅草(東京)を楽しんだ。浅草は、大きい屋外の、観光者のためのとても大きいショッピングプレイスだ。
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ホームレスの人達は、新宿の、とある大きいデパートが閉店時間になるやいなや、彼らの仮住まいを組み立て始めた。
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日本の多くのレストランは、料理の見本(ディスプレイ)を入り口付近に置いている。-日本人は、どうにかして料理に光沢材を塗って、保存する方法を使っているようだ。いつも、すごくおいしそうに見えるんだ!(注:アメリカには、このようなロウでできたサンプルがないため、セスは本物の料理を飾っていると思ってたらしい…)
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ようこそ岡崎ファミリーのうちへ!
岡崎ファミリーは、神奈川県に住んでいる。東京都からそう遠くない。
“君は、うちに来た初めてのアメリカ人だよ。だから、とってもうれしくて、興奮しています。” お父さんはそう僕に言った。僕は一瞬、王様になった気がした! 彼らは、僕にたくさんの質問を投げかけた。僕達はたくさん笑った。とても楽しい時を過ごした。
最高にナイスな家族だったよ!!! とってもワンダフルなフルーツティとケーキをご馳走になった。後に僕はキッチンをのぞいてみた。するとお母さんがフルーツティの作り方を教えてくれた。お母さんは、たくさんの新鮮なフルーツを使っていた。僕はそんな贅沢なネクターをたくさんいただいてしまって、申し訳ない気がした!
お父さんは、僕のデジタルカメラをささっと用いて、この写真を撮ってくれた。
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恵子と亜希子は、子供の頃から仲良しなんだ。恵子には“ケニ-”、亜希子には“アニ-”って、アメリカのニックネームをお互いに使ってるんだ。
ケニ-は僕達を観光に連れて行ってくれることになった。岡崎ファミリーは全員で、車の所まで見送りに来てくれた。ナイス過ぎる家族だよね!!
その日はとても暑かった。(特に、とても涼しいオレゴンから来た僕には。)そして僕は、“アイスワールド”と書かれたサインを見つけた。僕は、彼女達にそのチケットをおごることによってうまくおだてて、その奇妙なアトラクションに誘った。基本的に、それは5ドル払って、冷蔵庫の中を歩くようなものだ。それは世界でもっとも詐欺っぽい商売だったけど、すごくよかった!
これは、ケニ-とアニ-が凍えているところ。
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横浜の夜景はとても美しかった。
(亜希子:私の顔はとてもやばかったので、セスに消してもらいました。)
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僕達は夜行バスを使って、亜希子の実家のある福山に着いた。
これは、お母さん(芳美さん)が、彼女のガーデンにいるところの写真。亜希子のご両親はとっても親切で、いろんなところへ車で連れて行ってくれた。ゲームセンターにまで連れていってもらった!でもお母さんに、ダンスダンスレボリューションを一緒にプレイしてもらうとこまでいかなかった!ぜひ次の機会に!!(^-^)
お母さんは、福山のとてもでっかい病院にお勤めされているんだ。
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見て、これはサービスなんだ。食料品売り場の売り子さんたちが、お客さんの入りを待っているところ。 (注:アメリカにはこんなに親切なサービスは死んでもありません。)
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これはクレープタイプの食べ物(とてもおいしい!)と、メロンソーダ。僕は、アメリカでまだメロンソーダを見たことがない。でも僕は日本でこのメロンソーダ中毒になってしまった。いたるところで見かけたよ!
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お母さんと、僕と、亜希子のおばあちゃん。
亜希子のおばあちゃんは、彼女の畑の近くに、とても大きいナイスな家を持っている。彼女はたくさんの経験をしている。
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これは、たまねぎの収穫を手伝っているところ。この作業が終わったとき、僕はとても疲れていて、見てとれたようだ。おばあちゃんは僕に、“疲れた?”と聞いた。
“はい、ちょっとだけ。”僕はそう言った。
“お歳はいくつですか?”彼女は僕に聞いた
“25歳です。あなたは疲れましたか?
“いいえ。それから私は86歳なんですよ!”彼女は笑った。
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多くの日本女性が信じるように、亜希子も“白い肌=美しい”と信じているようだ。日焼けすることを非常に恐れている。日本の、多くのスキンクリームのラベルには、 (例え“ポンズ”のようなアメリカの製品でさえ) 美白作用があると書いてある。対してアメリカでは、“日焼け”関係は儲かるビジネスなのに。なんて皮肉!
炎天下で畑仕事をするためには、SPF100 の日焼け止めと頭の上のタオルがかかせなかった。
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くんくん。亜希子の犬。くんくんは犬の年でもう100歳を越えている。
僕はあることに気がついた。僕が一人で亜希子のうちの近所を散歩していたとき、通りすがりの人達が僕をじろじろ見ていた。僕は、場違いなのかと思った。だけど、くんくんと散歩してるときは、僕は殆ど目立たなかったようだ。僕は、変に思われることなく、立ち止まったり、いろんな物を見たりすることができたんだ。なぜなら、犬を連れていたから。
今まで、こんなことに気がつかなかったんだけど。犬、ほしいなぁ。
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まもなく、帰国が迫っている。僕は、成田空港までの600マイルを一人で行かなければならなかった。少し緊張気味だった。僕の旅の中で、このとき初めて新幹線(とても早い電車。150 MPHのスピードがでる。)に乗った。もし君が新幹線に乗るんだったら、いくらかお菓子なり食べ物を持って乗るようにってこと忠告しとくよ。なぜなら、売ってまわる食べ物、超値段が高いんだ。
とにかく、とても素晴らしい旅行だった。近いうちいまた行きたいなぁ!
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